立春を迎え、暦の上では春となり
東風吹かば…
かぐわしい老梅の香りに包まれ、陽だまりに春を感じる頃となりました。
つつがなくお過ごしでしょうか。
ゆうゆう未来館南山です。
乾燥が気になるこの季節、テレビでも火災の報道が多く見受けられます。
南山では久方ぶりに、昭和消防署様にご協力を賜わり
「消火器訓練」及び「通報訓練」を実施致しました。
先ずは、「通報訓練」
ボタンを押すと直接消防署に繋がる赤電話を設置しています。
電話について所長から説明を受け
いよいよ「通報訓練」スタート!
①「赤いボタン」を押す
②今回は訓練の為、最初に「訓練です」と申し上げ
出火箇所、入居者数等、消防署の方からのご質問におこたえしました。
実際に赤電話を手に取ると緊張感が強くなり
火災の時は冷静に話せるのか?と怖くなってきました。
ただ、こちらから応答が無い場合は、消防車が発動されるシステム
になっている事をお聞かせ頂き、少し安堵致しました。
火災発生時、通報と共に「初期消火」及び「利用者様の誘導」がとても重要です。
防火扉、消火器の位置を確認。
また、どちらに利用者様を誘導すべきか、煙は上に上がるので低い姿勢で進む等
「私たちが慌てない」 心構えを含め、所長から指導を受けました。
次に「消火器訓練」
今回は消防署より「水消火器」を5本お借りしました。
消火器にも説明は記載されていますが
所長から使用方法について説明を受け
1.大声で「火事だ」と叫ぶ
2.放射距離を考え火元に向かう
3.安全栓(黄色の部分)を引き抜く
4.ホースをはずし火元に向ける
5.レバーを強くにぎる
を確認後
消火器は見た目より、はるかに重かったです。
男性は軽々。
「初期消火」の状況により、火災の規模は大きくなってしまいます。
慌てず速やかに行えるよう、取り扱いになれるよう訓練の必要性を実感致しました。
次回は暖かくなった頃に、利用者様にも参加頂いて「避難訓練」を実施致します。
春とは名ばかりの寒さです。くれぐれもおいとい下さい。
春の足音と共に、南山に、そして皆様に幸せが訪れますよう願っております。
拝読ありがとうございました。