こんにちは。居宅介護支援事業所ジィトップです。
日々利用者様と関わっていると排せつのお悩みを抱えていらっしゃる方が多くいらっしゃいます。
ケアマネとしてそのようなお悩みの方に適切なアドバイスができ、適切なサービスに繋げていくことができるように今回「排せつケア向上研修」に参加しました。
「排せつ」とひとことに言ってもとても奥が深く、最期まで人としての尊厳に深く関わってきます。その証拠に海外のガン末期の方を対象にとったアンケートで自分が死ぬことよりも嫌なことの1位は自分で排泄関係のことができなくなることとの結果が出たそうです。
排せつのお悩みと向き合う為に、利用者様の内服薬の内容は必ず知っておくことが必要となります。なぜなら内服薬は排尿・排便に必ず影響があるそうです。
そして排泄記録をとることが重要です。
今回この研修を受ける前の事前課題として自分の1日の尿量と水分摂取量を測定しました。手間はかかりますが、自分の尿量を数値としてきちんと把握することができ、それを水分摂取量と比較することで傾向を知ることも出来ました。
もっと本格的な研修になるとオムツをしてその中に排尿することを実際に体験することもあります。
・・・なかなかオムツの中で排尿できませんよね。
利用者様のそのような気持ちに寄り添いながら、ご本人も介護している方も少しでも快適に過ごせるようなお手伝いができればと思っています。
紙おむつ、リハビリパンツの選び方一つをとっても、少しの工夫で今までよりも快適に過ごせるようになることがあります。
どんなに小さなことでもご相談ください。一緒に考えていきましょう。