こんにちは。居宅介護支援事業所ジィトップです。今回は初めて脳科学の視点からの認知症研修に参加させて頂きました。

認知症は脳や身体の疾患を原因として、記憶・判断力などの障害がおこり普通の社会生活が送れなくなった状態の事で、原因の多くはアルツハイマー病及び脳血管障害(脳出血・脳梗塞等)です。脳はたくさんの酸素とブドウ糖を使って生き、活動をしていますが脳血流が減少したり途絶えたりすることや、組織の酸化や異常なたんぱく質の蓄積などで神経細胞が死滅し認知症や麻痺の出現、ときに死に至る事もあります。

脳は場所によって機能が異なる為、認知症の症状は脳機能の低下した場所により決まりますが、前頭前野は高度な精神活動を司る場所なのでこの部分が委縮すると様々な周辺症状が引き起こるとの事でした。

健康な脳を保つために必要な事は・・

バランスの良い食事。

適度な飲酒と禁煙。

適度な運動。

質のよい睡眠。

大けが、骨折をしない。

毎日脳に刺激を与える。自ら興味を持って積極的に行動する。色々な人と会話をする。他人の意見を聴き頑固にならない。よく笑う。食事は自分で作り楽しく味わう。自分で選んで買物をする。若々しくおしゃれに過ごす(人に気を遣う)。芸術や情動に働きかける刺激を入れる。毎日のトレーニング(簡単な計算・音読)

高齢者がいきいきと生きるためには・・本物を体験し情動を刺激して脳を活性化する事!健康な脳を保ち、認知症にならない為に、日頃から心掛けて行きたいですね。