ゆうゆう未来館柳ケ瀬です。久しぶりのブログとなります。

 

この度、ゆうゆう未来館柳ケ瀬で8月にコロナウイルスのクラスターが

発生してしまい利用者様、御家族様に多大なご心配、ご迷惑をお掛け致しました事、

心からお詫び申し上げます。

現在は収束し、感染対策をしながら少しずつ日常生活へと戻られています。

 

 

 

 

7月下旬より東海三県のコロナウイルス感染者数増加に伴い

外部レクの中止、不要不急の外出を控えて頂くようお願いのポスターを設置。

[外出介助]のある方へは外出同行ではなく、スタッフだけで買い物を行う

[買い物代行]へ切り替えるなど、これまで以上に感染予防対策を行ってきましたが、

当事業所で8月に利用者様より体調が思わしくないと申し出があり

かかりつけ医に報告。

連絡をしてから直ぐに駆けつけて下さりPCR検査施行

結果は残念ながら陽性でした。

 

 

利用者様の各往診の医師からの指示、連携を行い、行政や保健所へ報告。

柳ケ瀬は利用者様の人数が40名以上と大人数の為、対策の一つとして

食堂での食事を中止し、各居室へと配膳する事へ変更しました。

その時の様子がこちらです。

 

 

 

フェイスシールド、ガウン、キャップ、マスク、グローブを

身に着け、準備をしています。

食事の食器も紙皿や紙コップ、プラスチックの器、割りばし、

プラスチック製のフォーク、スプーンへ変更をして使い捨てられるようにしました。

その際にゆうゆう未来館の他事業所からフェイスシールドやガウン類や

紙皿などの補充のため届けもらうなど色々と協力や激励を頂きました。

 

 

 

 

 

配膳中に利用者様からは

「これはいつまで続くの?」「コロナだから仕方がないけど怖い」

という不安、心配の声が聞かれる中で、

「暑いのに大丈夫?汗いっぱいで大変やね。」

「いつも有り難う。貴方達も気を付けてね。」

「無理しないで」とスタッフを心配して下さる声もありました。

 

少しでも不安を取り除きたい、でも確実な事が言えず、これ以上感染者が

増えないようにケアを行う事しか出来ない状況。スタッフも数名感染した事で

心配をして下さった利用者様やご家族様の言葉、お気遣い。

本当に有り難く、泣いてしまったのを覚えています。

 

 

最後の感染者の方の療養期間が終わっても再発防止の為、

安全を重視し、8月ギリギリまで居室への配膳を続けました。

その間に食堂の席替えやアクリル板の仕切りを

用意するなど予防対策を強化してから食堂を再開。

 

 

 

 

 

利用者様も新しい環境に少しずつ馴染まれています。

今後は感染者の後遺症、予防期間中に低下したADL(日常生活動作)への

取り組みなどさまざまな課題がありますが、より一層の感染予防対策を徹底して

いきます。

 

 

9月は様子を見ながらレクを行う予定です。

次回は利用者様の笑顔でいっぱいのブログをお届けしたいと思っています。