こんにちは。
ゆうゆう未来館もとしおです。
5月9日に、
カーネーションのフラワーアレンジメントを行いました。
5月は母の日がある月。
そこで、お母さんの思い出を聞いてみました。
「歯が丈夫」
A様のお母さんは歯が丈夫だったそう。
だから遺伝で、私も全部自分の歯。
輝く白い歯でA様は笑われた。
「お母さん。健康な体丈夫な歯をありがとう」
「貧乏しただけね」
B様はお父さんを4歳の時に亡くされたそう。
B様のお母さんは、残された3人の子供を女手一つで育てるため、
農繁期は百姓、農閑期は大店の女中奉公をして、一生懸命に働かれた。
餓死しなかったの母のおかげ。
「お母さん。よく頑張ったね」
「元気な人」
C様はお母さんと、よくお寺巡りをされたそう。
覚王山日泰寺や荒子観音に行ったのが懐かしい。
お昼にお寿司屋さんで、トロを分け合って食べたなあ。
「亡くなる10日前も一緒にお寺に行ったくらい元気だった」
いつもなら、起きている時間なのにまだ寝ていたので、
見に行くと、お布団の中で亡くなっていた。
「お母さん。1日2日、看病したかったな」
「病気で寝てた」
病気だったから、一緒に遊ぶと言うことはなかったけれど、
母は和裁をやっていたから、服を手縫いで作ってくれた。
洋裁はやってなかったのに、私に洋服を作ってくれて
それは嬉しかった。
自分の子に友人の子のお下がりを着せたら、
なんで人の子の服を着せるんだと怒られた。
今は母が自分にやってくれたことを、娘がしてくれる。
母親みたいな気がして懐かしい。
母は体が弱くても私のことを考えてやってくれた。
「お母さん。ありがとう」
「感謝」
母は私が生まれてすぐに亡くなったので、
母の思い出はまったくない。
父は飲んだくれて、家に帰ってこない。
私を育ててくれたのは、おばあちゃん。
昔だから何か特別なことはなかったが、一人前に育ててくれた。
おばあちゃんのおかげで、横道にそれずにまっすぐにこれた。
「おばあちゃんに、感謝」
素敵な思い出を皆様ありがとうございます。
あらためまして
「お母さん。ありがとう」